新興商運 Gマーク車両が完成、印刷タイプで仕上げ

【トピックス】

 

 【兵庫】新興商運(田正司知祐社長、多可郡多可町)が製作していた「Gマーク」PR用の大型トラックがこのほど完成し、近畿エリアを中心に運行を開始している。トラックの車体へのラッピング施工には複数の方法があるが、「ラミネート(フィルムタイプ)の場合はウイング部分だけになるということで、下(アオリ)までフルにデザインが可能なプリント方式を採用した」と田正司社長。



 安全性優良事業所認定制度(Gマーク)の意義や認知を荷主、地域社会へ広げるためのPR車両で、全ト協が2012年からGマーク事業所の協力を得ながら取り組んでいるもの。昨年9月時点で全国の265事業者(都道府県ト協の自主的な取り組みによる協力会社も含む)が継続している。



 「実際にハンドルを握るドライバーの気持ちが大切」(同)と、対象車両を担当するドライバーの家族が手書きのラフを作成。オートボディープリンターで車体への印刷施工を手掛ける淡路共正陸運(尾上昌史社長、洲本市)のマーキングシステム事業部がそれを基にデザイン化を進め、提示された複数案から写真の構図と配色などが決まった。



 「わが社のコーポレートカラーは緑色だが、Gマークの背景は青色。それならグラデーションでいけば...という感じの流れになった」(同)と振り返る。キャビンから後方へ向かうグラデーションと、サイズが変化するGマークからも躍動感が伝わり、ボディー上部のロゴ・マークもうまく溶け込む仕上がりとなった。



 「可能な外部認証はすべて取得する」との方針に転換した同社。Gマークもその一環で昨年に初めて申請したほか、ひょうご産業SDGsの第1回認証企業(スタンダードステージ)など県が推進する認定制度などにも名を連ねるが、「いずれもリクルートにつなげるもの」と明快。同県では若手社員の奨学金返済を支援する中小企業や、そこで働く従業員への補助を実施しているが、先に対象年齢や補助期間の延長を打ち出しており、そうした流れに乗れる企業づくりを進めている。



◎関連リンク→ 株式会社新興商運

 

福岡運輸 アートトラックで障がい者の自立を支援

【トピックス】

 

 【福岡】福岡運輸(富永泰輔社長、福岡市博多区)では、運送事業者でしかできない持続可能なCSR活動として、「アートトラック・プロジェクト」を展開している。



 同プロジェクトは、障がいがありながらも素晴らしい才能を持つアーティストの作品を購入し、トラックの側面と後部に描くことによって、アーティストの自立を支援するためのプロジェクトで、平成25年にスタートした。



 今回、5台目の車両が完成したことを受け3月21日に、福岡支店(佐賀県基山町)でお披露目式を開催した。



 同式には富永社長も出席、絵を描いた障がい者へ感謝状を手渡した。



 今回、基山町にある医療法人清明会障がい福祉サービス事業所に通う北村彰吾さんの絵画が選ばれた。



 完成したアートトラックは今後、東京支店(神奈川県川崎市)に配属、主に関東から九州方面への輸送業務で活躍する予定。



 同社では、「今後も全社を挙げてこの社会貢献活動を積極的に取り組んでいく」としている。

     

◎関連リンク→ 福岡運輸株式会社

 

高橋木材運輸 ラッピング事業に注力

【トピックス】

 

 高橋木材運輸(高橋淳之社長、和歌山市)では、昨年1月から運送事業と並行して、ラッピング事業「7―ALTER」を開始。



 会社の2階部分に事務所兼作業場があり、大型のプリンターなどの設備が備えられている。



 同社では、トラックラッピング以外にもキッチンカーや商業車の施工も可能で、デザインから施工まで一貫で行っている。



 合成技術を利用して、実際に施工したいトラックの写真にデザインを当て込んだイメージ図を出すことができ、制作後のイメージとのズレが少ないサービスを提供。



 カーラッピング以外に看板のデザイン制作、施工や防災、遮熱、断熱などの効果がある窓ガラスフィルムの施工、オリジナルの壁紙、横断幕、ステッカーなどデザインから施工まで、幅広く取り扱っている。



 高橋社長は「運送事業も今まで以上に全力で取り組みながら、新規事業展開に関しても今後いろいろと挑戦していきたい」と語る。



◎関連リンク→ 有限会社高橋木材運輸

 

嵯峨山通商 3台目の車両が納車「故郷を盛り上げたい」

【トピックス】

 

 【兵庫】昨年9月に続き、このほど嵯峨山通商(嵯峨山啓社長、朝来市)に"天空の城トラック"が納車された。今回で3台目となる。標高353.7mの古城山の山頂に築かれた竹田城は、山全体が伏せた虎に見えることから「虎臥城」とも呼ばれ、秋の晴れた朝に発生する濃い霧が城跡を取り囲み、雲海に浮かぶ姿から天空の城として知られる。



 全国を走り回って同市の貴重な観光資源をPRする取り組みは、地元(竹田)の先輩でもある藤岡勇・同市長に嵯峨山幸広会長(64)が話を持ち掛けたことで始動。いま保有する14台はすべて大型冷凍車で、この先も代替えや増車のタイミングでラッピングを計画しているが、竹田城のほかにも史跡・生野銀山や神子畑選鉱場といった名所、発祥の地である日本3大ネギの一つ、岩津ネギなど宣伝する材料は豊富だ。



 なかでも幸広会長が次回作で希望するのが地元の秋祭りとのコラボ。画像素材を提供してもらう写真家・吉田利栄氏に依頼し、「大ヤッサ(祭り屋台)が20台、中学生以下が担ぐ小ヤッサも20台。乗り子や担ぎ手も減っているが、なんとか盛り上げたい」と構図を練っている。



 一方、地域振興に手を止めない同会長は2020年の秋、同市の倭文(しどり)神社に鳥居と狛犬一対を奉納。延長2年(924年)に創建された同神社は近年の過疎化で手入れが行き届かず、朽ちた印象の外観になっていたが「一つずつ、できることからやっていこう」と鈴や鈴緒、御神鏡、金幣...と再興に着手、継続している。



 地域の子育ても忘れていない。地元小学校の校庭に据え付ける時計と時計台を贈り、昨年には「地域の子供・未来応援プロジェクト」を立ち上げ、中学校を卒業する生徒に図書カード(1000円分)のプレゼントを始めた。「ささやかなものであっても、何か継続できることを...」(会長夫人の直美さん)との思いを形にしたものだ。

 

フジトランスポート 能登半島地震支援でラッピングトラック制作

【トピックス】

 

 【石川】フジトランスポート(松岡弘晃社長、奈良市)は能登半島地震支援を目的に、ラッピングトラック(写真)を制作、28日には、石川県トラック協会の依頼で支援物資の輸送を行った。



 同社では、石川支店のドライバーの発案で、ラッピングトラックの制作を企画、同支店から石川県庁に提案した結果、石川県庁に賛同をもらい、正式に制作に取り掛かったという。



 約2週間で完成した車両のデザインに使われた画像の一部は、写真家から無料提供されたという。



 2月8日には、完成したラッピングトラックで、石川市内から輪島市へ支援物資を輸送した。



 同社では今後、同車両は、石川支店所属の車両として運行を続けていくとしている。



◎関連リンク→ フジトランスポート株式会社

 

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