羽衣運輸とデリバリー・ホートク 富士山トラックを披露

【静岡】富士市は2月18日、富士総合運動公園駐車場で「シティプロモーショントラック」の披露式典を行った。
同プロジェクトは富士山を描いたデザイントラックを制作して走らせることで市の魅力を全国に発信しようとするもので、毎年2社の運送事業者がこれに協力している。
今回は羽衣運輸(村松俊彦社長、富士市)とデリバリー・ホートク(木下正孝社長、同)が車両を提供し、焼津市のするが通商(杉本貴彦社長)で施工。羽衣運輸は富士登山者のヘッドライトが線となって浮かび上がる印象的なデザインで、デリバリー・ホートクは今年の1月でその役目を終えた新幹線の検査専用車両「ドクターイエロー」が富士山の前を横切るものを採用した。
2016年からスタートした同プロジェクトは9年を数え、その間で22台の関連車両を制作。式典には羽衣運輸の村松由紀氏とデリバリー・ホートクの木下志保氏が参加し、「運送業界で活躍する女性」を印象付けた。
村松氏は自社で2台目となる富士山トラックに関して、「市のPRだけでなく、『自分もドライバーになってこういうトラックに乗りたい』という人が増えれば良い」とコメント。また「よく声をかけられる」という注目度の高さから「インスタなどSNS運用の好材料としても、有効なもの」と同車両を前向きに捉えている。
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