中京陸運 ジブリパークなどデザイン、子どもらの夢のせて走るトラック披露

【トピックス】

 

 中京陸運(石川繁夫社長、名古屋市熱田区)は7月29日、市内のイオンモール熱田の屋外施設内でラッピングトラック2台の披露式典を開催。快晴にめぐまれた青空のもと集まった関係者や一般来場者が完成したトラックを見届け、盛り上がりを見せた。



 会場に現れた2台のラッピングトラックは子どもらの描いた夢をのせて走るドリームプロジェクト(西手隼人委員長、ニシテ商会)に賛同する形で制作され、市内白鳥小学校の児童らが寄せた「将来の夢」を散りばめた仕様。それぞれのトラックにはスタジオジブリの世界を表現した県内のテーマパークである「ジブリパーク」、名古屋をホームタウンとするプロバスケットボールチーム「名古屋ダイヤモンドドルフィンズ」がデザインされ、子どもらの夢をいっそう引き立てた。



 会場には中京陸運の鷹見正彦会長をはじめ県ト協から青木均副会長(東山物流)と中川利光専務理事、ドリームプロジェクトの西手委員長らが出席。また大村秀章愛知県知事も姿を見せ、石川社長、青木副会長らと共にこの日を歓迎する言葉を力強く述べた。



 同プロジェクトにおけるラッピング車両は今回の2台を含めて計17台。今後も県の内外を問わずその展開を前向きに見据えており、動きが注目される。



◎関連リンク→ 中京陸運株式会社

 

アイユーシー 朝霞流通センターに小型2台導入、人手不足対策の一環で

【トピックス】

 

【埼玉】一般貨物運送およびコンビニ配送を手掛けるアイユーシー(古川賢一社長、東京都杉並区)の朝霞流通センターでは主に都内のコンビニ配送を行っているが、7月17日、小型トラックの新車2台の納車式を執り行った。



車両は日野デュトロ、2トン車。車体横には「IUC」のロゴ、後の開閉ドア部分には、静岡県富士市の小学一年生に描いてもらった、交通事故防止の絵4作品が描かれている。



この子どもらの絵のラッピングトラックは、古川社長が社長就任時から少しずつ増車を進めているもので、配送員の安全意識向上と、街中を走ることで〝目に見える〟効果の2つを合わせた事故防止として取り組んでいる



朝霞流通センターの志村裕樹所長は「2024年問題の課題の一つであるドライバー不足対策の一環としての取り組みでもある。免許のハードルを下げ、性別や年齢に関係なく扱いやすい、オートマ式の小型車両を特別に導入してもらった。このピカピカの新車2台で行うコンビニ配送に関しては、荷主先との話し合いにもなるが、勤務時間帯も応相談の体制にし、より幅広く、多くの方に職場対象としてもらえるよう、モデルケース的な求人にしたい」と話す。



「これからも、明るく楽しく安全に働ける職場づくりを進めていきたい」と語る。



◎関連リンク→ アイユーシー株式会社

 

四国トランスポート 高知をPRするラッピングトラック完成

【トピックス】

 

【高知】フジホールディングス(松岡弘晃社長)のグループ会社である四国トランスポート(谷河英樹社長、高知市)はこのほど、高知市をPRするラッピングトラックを作成、運行を開始した。



同社は、1941年伊野貨物自動車商会として設立、1985年に県運に社名を変更、そして2014年にフジグループ加入後、昨年2023年に四国トランスポートに社名を変更した。



現在、トラック83台、従業員は約100人が在籍している。



同社によると、高知新港倉庫建設にあたって、高知市の担当者らに多大な協力を得たという。



今回、そうした協力に感謝の意を表し、高知市のPRと高知の文化を多くの人に伝えるラッピングトラックを制作したという。



トラックには、坂本龍馬像や高知城、よさこい祭りなどがデザインされている。



7月26日に行われた出発式には、高知市の桑名龍吾市長やフジホールディングスの松岡社長らも出席、新しいラッピングトラックの出発を見送った。



◎関連リンク→ 四国トランスポート株式会社

 

アサヒロジスティクス 70周年記念特別カラーリングトラック導入

【トピックス】

 

 アサヒロジスティクス(横塚元樹社長、さいたま市大宮区)は7月22日、設立70周年記念特別カラーリングトラックを導入したと発表した。



 同社は来年1月に設立70周年を迎える。今回の特別カラーリング車両はその記念で「ありがとう70周年」のメッセージを込めたイラストを施したという。7月19日から順次運行を開始し、10月には23台の導入を予定しているという。



◎関連リンク→ アサヒロジスティクス株式会社

 

キョウエイファイン 物流現場で働く楽しさ知ってもらう狙い「子供出勤の日」

【トピックス】

 

【愛知】キョウエイファイン(坂元貞仁社長、豊田市)は年1回、社員の子どもが親の仕事を体験する「子供出勤の日」を設けている。



「仕事を楽しむとプライベートがもっと楽しくなる」という坂元社長の考えのもと、社員が楽しんでもらえる行事を開催してきた同社。同取り組みは、子どもたちに普段知ることがない親の仕事を知ってもらうということと、「物流」の現場で働く楽しさを知ってもらうということを狙いとしている。



今年は30人の子どもが集まり、社員を含めると約90人が参加。トラックやフォークリフトの乗車体験や大型トラックの洗車体験を実施。子どもらは普段体験できない仕事に目を輝かせて、積極的に参加した。



また、今回初めて、坂元社長による「子どもデジタル教育」と「大人の金融教育」の教室を開講。スマホやゲーム、電子機器との安全な付き合い方やイデコやニーサを活用したお金の増やし方を説明した。さらに「子ども夢プロジェクト」として、子どもの夢をヒアリングし、夢を応援する企画も実施した。





同社の坂元歩美取締役は「1日の24時間のうち、睡眠を除くと意識がある時間はだいたい16時間で、そのうちの8時間は仕事をしている。せっかくならその時間、楽しんで仕事をしてもらいたいし、その楽しんでいる姿を子どもにみてもらいたい」と説明する。当日は、子どもだけでなく親である社員も生き生きと参加。同社は今後も同取り組みを続ける姿勢だ。



◎関連リンク→ 株式会社キョウエイファイン

 

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