滋ト協理事会 児童養護施設での活動報告、Gマークトラック出発式も

【トピックス】

 

 【滋賀】滋ト協は11月26日、理事会を開催。松田直樹会長(松田商事)はあいさつで、「軽油引取税の暫定税率が廃止されたのは良かったが、協会にとっては交付金の動向が非常に重要となる」と述べ、「先に(三日月大造)知事との話し合いの場で、災害時の緊急物資輸送など交付金事業の重要性を伝えたところ理解をいただけたと思う」と、従来通り交付されるよう努めるとした。



 11月2日に実施された交通安全フェアと同14日に開催された物流セミナーの結果が報告され、交通安全フェアには想定を上回る約6000人が来場して大盛況だったとし、物流セミナーには例年より荷主企業から多くの参加があり、物流に対して関心の高さをうかがわせた。



 また、同15日に守山学園プロフェッショナルセミナーを開いたことも報告。同学園は、さまざまな理由で家族と離れて生活する子どものための施設で、同セミナーは滋ト協をはじめさまざまな業種の企業が参加し、事業説明や仕事体験を通じて将来の職業選択に生かしてもらうのが目的。松田会長は、「施設の子どもらは、18歳になると施設を出なければいけない決まりとなっている。運送業に興味を持ってくれた子どももいた。我々の業界でも積極的に引き受けて支えとなっていきたい」との思いを語った。



 理事会終了後には、Gマークラッピングトラックの出発式を開催。7回目となる今年度は、ケイロジ(野洲市)のトラックにGマークを周知するデザインが施された。

 

司企業 デザイントラック制作でラグビーチーム支援

【トピックス】

 

 司企業(愛知県豊田市)はこのほど、ラグビーチーム「トヨタヴェルブリッツ」のデザイントラックを制作し、運行を開始した。



 ヴェルブリッツはNTTジャパンラグビーリーグワンのディビジョン1に所属し、同県の豊田市・みよし市・名古屋市をホストエリアとするチーム。



 司企業は以前からウインドサーフィンプロツアーである「TSUKASA JAPAN CUP」の特別協賛などでスポーツ振興に力を入れており、今回はヴェルブリッツの備品輸送を行っていた車両を対象にデザインを施した。



 デザインはチームカラーであるグリーンを基調にチーム名とロゴ、そして「TSUKASA」の社名を印象的に配置。同社のコーポレートカラーもグリーンであることからキャビンとの親和性が高く、車両全体にまとまりをもたらしている。



 「チームと企業のイメージアップや周知に貢献できれば」と同社。デザイントラックについても情報発信に有効な媒体との考えで、さらなる展開に前向きな姿勢を示している。

 

嵯峨山通商 4台目のラッピング車は「天空の城と祭り屋台」

【トピックス】

 

 【兵庫】「今回はナイトシーン。祭りの前に完成させることができてよかった」と、このほど嵯峨山通商(嵯峨山啓社長、朝来市)に4台目の"天空の城トラック"が納車されたことを喜ぶ嵯峨山幸広会長(65)。秋の晴れた朝に発生する濃い霧が辺りを取り囲み、雲海に浮かぶ姿から天空の城として全国に知られる竹田城跡をラッピングした大型トラックは2021年5月の1号車を皮切りに、23年9月に2号車、24年1月に3号車と代替えや増車のタイミングで製作を重ねてきた。



 4台目となる今回の大型トラックは初めての夜バージョンで、前回の納車時に「大ヤッサ(祭り屋台)が10台、中学生以下が担ぐ小ヤッサを合わせて20台。乗り子や担ぎ手も減っているけれど、なんとか盛り上げたい」と、幸広会長が構想していた生まれ故郷・竹田地区の秋祭りとコラボしたもの。慶応3年(1867年)の大政奉還後に始まった歴史ある祭りだ。



 全国を走って同市の貴重な観光資源をPRする取り組みは、竹田の先輩でもある藤岡勇・同市長に幸広会長が話を持ち掛けたのがきっかけ。同社が保有するトラックはすべて大型冷凍車で、この先もラッピングの継続を計画。竹田城跡のほかにも生野銀山や神子畑選鉱場など名所旧跡が多く、日本3大ネギの1つに数えられる岩津ネギの発祥地としても知られるなど宣伝する材料は豊富だ。



 夜空に浮かぶ天空の城と、電飾も鮮やかな古里・下町の屋台。「当初はボディーの横ドアも外し、3面をフルに使ってすべての屋台を入れたいと思ったが、それぞれの地区から許可をもらうのに時間が必要だった」と断念。なんとか祭り(10月11~12の2日間)に間に合った。関東から九州の範囲を走り、故郷の素晴らしい風景を伝えている。

 

ヒトミキャリーライン エアブラシの温かみで故郷・下津井を描く

【トピックス】

 

 【岡山】「どこか安っぽく感じてフィルムとかは好きじゃない」と、トラック後部の観音扉に描く生まれ故郷"下津井の港"にこだわった経緯を話すのは吉田宣裕氏(ヒトミキャリーライン会長=61、岡山市中区)。同じく観音扉に、手書きの原爆ドームを描くことで知られた広島市のトラック事業者(廃業)を思い出したが、同氏の話を聞くうちに意外なつながりを知ることができた。



 「ハタチのころに魚屋のトラックに乗っていて、九州(天草)へ向かう途中に立ち寄った広島県内のパーツ店で(原爆ドームの)その会社のドライバーと知り合った」と思い出しながら話す。手書きのインパクトと、特殊な塗料(吹き付け)でシルバーに輝く見事なトラックに衝撃を受けたという。



 お盆にできあがった4トン冷凍車に続き、11月前半に完成する予定の大型冷凍車も"エアブラシ界"で知られたプロの手に委ねる。「うちのトラック(観音扉)は大半がステンレスを貼っており、そうじゃない2台に絵を書くのはボディーを保護する意味もある。クリアーも4回吹いてもらっている」と話す。



 「絵のどこかに赤いダルマが書き込まれている」という著名なエアブラシ画家による第2弾(大型トラック)は"夜の下津井バージョン"になるという。「写真を見て、下書きをすることなく書き始めるのには驚かされた。写真とは違って、瀬戸内海に浮かぶ船もぼんやりと温かみがあるのがいい」と笑う。



◎関連リンク→ 有限会社ヒトミキャリーライン

 

高橋木材運輸 希望のデザインを車両に

【トピックス】

 

【和歌山】和歌山市で木材チップ、プレカット輸送を行う高橋木材運輸(高橋淳之社長)では7月に新車導入後、ドライバーに希望のデザインを聞いたうえで、トラックにラッピングを行った。



当初ドライバーはラッピングトラックに興味なかったが、周りのラッピングトラックを見ているうちに「自分も乗ってみたい」というようになったため、今回デザイナーと相談を重ね、ラッピングを行うこととなった。



同社の高橋享兵取締役は「今までは、どちらかというと自社のイメージアップやアピールを目的に、ドライバーの希望も聞いたうえでデザインしたものが多かった。しかし、今回はドライバーの『乗りたいトラック』という意向を最優先にした」と語る。



デザインのポイントについて「ライオンの横顔を入れてほしいという希望があり、某映画会社のオープニングロゴをオマージュしたデザインに仕上げて、スタイリッシュな見た目になった。ドライバーも実際のトラックを見てとても喜んでくれていたので、やってよかった」と話す。



◎関連リンク→ 有限会社高橋木材運輸

 

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