エヌ・ワイ・ティ 心穏やかな走行願う、車両背面に「鳳凰」

【大阪】エヌ・ワイ・ティ(辻岡昌美社長、門真市)は昨年3月、車両背面に鳳凰のイラストのプリントを施した車両を試験的に導入。今年6月には、4トン冷凍車の背面に同様のイラストを施した。
なぜ鳳凰なのか。辻岡社長は「渋滞や信号待ちなどの際に鳳凰の優雅な姿を眺めてもらえれば、周囲を走行するドライバーも心穏やかになれるのではないかと考えた」とイラストに込めた思いを説明する。
さらに「昨今、増加するあおり運転防止の意味もある。法定速度での走行を心がけるトラックの存在に後方のドライバーがイライラせず、お互いに安全運行ができるように」と強調する。
現在、鳳凰を施した車両は2台あるが、さらにもう1台の導入を考えているという。
鳳凰は、平和や繁栄を意味する中国神話の伝説の霊鳥で、中国や日本では古来から尊ばれてきた。同社の鳳凰は、自社だけでなくほかのドライバーの平和や繁栄も願って描かれている。
◎関連リンク→ 株式会社エヌ・ワイ・ティ