栗木運輸 国府宮はだか祭の大鏡餅奉納に協力

【愛知】栗木運輸(栗木和夫社長、津島市)は、10日に稲沢市の国府宮神社で行われた儺追(なおい)神事「はだか祭」に奉納する大鏡餅を運ぶ大役を担った。
大鏡餅は各地区の奉賛会が毎年持ち回りで奉納。今年は2005年の町村合併から20周年の節目にあたる愛西市の奉賛会が協力した。
平ボディー車を持たない同社は餅を運ぶためウイング車を改造。車体に紅白の布や花飾りなど装飾を施し、願い事を書いた布を結んだ儺追笹とともに約4トンの大鏡餅を荷台に載せて8日に愛西市内をパレード。寒波後の晴天に恵まれた翌9日、パトカーやオープンカーに先導され国府宮神社へ奉納した。
同社による大鏡餅奉納は今回で4度目となる。「地域に求められれば応える。それはこの地で商いをさせてもらう者としての感謝のしるし」と考え協力している栗木社長は「地域社会に密着した行事に参加できる会社であることを社員にも知ってもらいたい」と話す。社員には後日、奉納後に切り分けられた餅と1年の難を逃れられるといわれる「なおいぎれ」が配られた。
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