海津運送 新デザイントラックを導入、手描きでアートを表現

海津運送(山田琢哉社長、岐阜県海津市)はこのほど「手描き」で仕上げたデザイントラックを制作し、その運行を開始した。
2021年から、それまでのイメージを一新したグレーを基調とする新デザインのトラックを走らせていた同社。今回の車両は「さらに『うちらしさ』を打ち出したい」という社長の考えを形にしたものだ。
ボディーではサイドに同社の「トランスポート」「リプロダクション」「ライフスタイル」の3事業などをイメージした「3」の数字がシンボリックなインパクトを与え、バックの「我々は常に変化しなければならない」を意味するゲーテの言葉とともに配された現代アート風のアインシュタインは、交流ある画家が6時間ほどをかけて描き、最後の仕上げとして瞳部分に山田社長自らが筆を入れた。
外部から届く評価の声は上々とのことで、その出来栄えに大きな手応えを示す山田社長。運行を通して、自社のブランディングとイメージの向上に期待を寄せており、人間の手によって描かれる同様のデザイントラックに関しても、さらなる制作に前向きな姿勢を見せている。
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