大森運送 外車を積極的に導入「若手への最高評価」

【広島】大森運送(大森博文社長、呉市)は、若手ドライバーへの評価と感謝の気持ちを込め、10年以上にわたって外車のトラクタを積極的に導入している。大森社長は「乗務を任せるドライバーは、車を常にきれいにするなど仕事ができる。ほかの者とは働くうえでの気合いが違うよ」と力を込める。
同社はこのほど、ボルボ製のトラクタを4台入れた。「できることは自社で対応したい」という大森社長は、以前から自社で行う塗装に加えて、架装の一部も内製化した。旧知のサッシ業者に手を借り、キャビンとカプラーの間に荷役作業でも便利な踊り場を作った。また、踊り場のフチの立ち上がり部分に、同社のロゴである「H」マークを加工するなど細部にまでこだわりが光る。
昨年納車したボルボ製、スカニア製のトラクタからデザインを一新した。ボディーの青鷺色に映えるネイビーにシルバーで縁取りした社名が印象的だが、今回の架装で企業の色がより濃く表現された。大森社長は「ドライバーのモチベーションを高めて、当社で働いているプライドにも影響する」と話す。
なお、納車は2回に分けて行う。前半2台は岡山営業所(岡山市東区)と北九州営業所(北九州市門司区)に、後半は東北営業所(宮城県名取市)と滋賀営業所(滋賀県東近江市)にそれぞれ導入する予定。
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