三重執鬼 獅子舞トラックを制作、伝統文化を積極発信

【トピックス】

 

【三重】三重執鬼(寺田忍社長、鈴鹿市)では地域貢献事業の一環として、「獅子舞トラック」を制作。運行を通して地元伝統文化の周知を拡大していきたい考えだ。



 きっかけは寺田社長が従業員から聞いた「地元の獅子舞文化が徐々に廃れつつある」という嘆きの言葉で、「それならば」とデザイントラックの計画に着手。地元の飯野高等学校の生徒と、同社社員でイラストも手掛ける河内唯花さんがそれぞれ四流派の獅子舞を描き、トラックに盛り込んで完成させた。



 同トラックのボディー上では「稲生」「中戸」「箕田」「山本」各流派の獅子が力強く舞い、それらを「四山の獅子」と紹介する文言を明記。加えて交通安全祈祷で有名な同じ鈴鹿市内の椿大神社で車両展示も行い、参拝者らの関心を引いた。



 デザイントラックに関してはこれまでも地元小学生から寄せられた絵や環境配慮をイメージするものなど、複数台を展開させてきた同社。機会に応じて同様の車両を広げる考えで、今後も地域や自社を発信するアイデアを形にしていきたいとしている。



◎関連リンク→ 三重執鬼株式会社

 

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