鮎陸運倉庫 10トン車をラッピング、社員がデザイン考案

【大阪】鮎陸運倉庫(田中誠道社長、大東市)では定期的な増車を行っており、今回は10トン車を納車。社員が考案したデザインをラッピングしたトラックを迎えた。
今回のデザインを考案したのは、ドライバーの坪井大樹さん(29歳)。デザインのこだわりポイントを、「当社のトラックは英字が多く、スタイリッシュなものがほとんどだったため、和風をイメージした古き良きトラックにしたかった」と語る。
両サイドとバックに大きく社名が入り、自身としては満足いく仕上がりだったようだが、「思っていたより目立って恥ずかしい」と照れくさそうにしていた。
同社整備工場のフロント業を務める高市大貴さんは「専属ドライバーの希望が通るような風通しのおかげで自分たちのような若い人のやる気も上がる」という。
坪井さんは、「SNSで自社をPRする投稿をしている。会社に貢献できるよう、ぶいぶい言わしていきたい」と今後について意気込みを語った。
デザイントラックに携わる運行部の熊倉弘統さんは、「社名さえそろっていれば、専属でその車両を運転するドライバーの希望に添えるようにしている」とし、「すべての車両が異なるデザインをしている。当社の広告の一環も担っており、今後も注目が集まるようなトラックをデザインしていくとともに、従業員の意見が届くような風通しの良い風土を大事にしたい」と語った。
◎関連リンク→ 鮎陸運倉庫株式会社