NTサービス ラッピングトラックで三河を発信、採用活動にも一役

【愛知】今年創業10周年を迎えたNTサービス(丹羽悟社長、みよし市)では2020年から地域の魅力を発信するラッピングトラックを製作し、地元の活性化に貢献している。
これまでに製作したラッピングトラックは岡崎市が3台、豊田市が2台、安城市が1台。
トラックには岡崎城や徳川家康、豊田市の香嵐渓や四季桜の里、おいでんまつり、安城七夕まつりなど、その地にゆかりのある名所や文化的建築物、行事といった三河地域の魅力がデザインされており、見応えがある。
また、今年、同社は11月に豊田スタジアムで開催される「フォーラムエイト・ラリージャパン2025」のPRラッピングトラックも製作。
同社がラリージャパンのPRトラックを手掛けるのは今回が初めて。製作のきっかけは、豊田市役所が同イベントのPRを担う運送事業者を募集し、同社がこれに賛同したことによる。また、同車両は9月13、14の両日、豊田スタジアムで開催された「とよた産業フェスタ」にも展示された。
丹羽社長はラッピングトラックの製作について、採用活動の強化もねらいの1つと考える。「PRトラックは目立ち、目を惹きやすい。トラックを見た人が当社に興味をもち、入社を検討してくれれば」と説明する。
今後について、同社は三河地域に限らず、全国の名所をPRするトラックの製作を検討している。