静ト協中部支部とするが通商 デザイントラックで特殊詐欺防止を訴える
【静岡】静ト協中部支部(松林彰支部長、やよい産業)と、するが通商(杉本貴彦社長、焼津市)はこのほど、静岡県警本部、焼津警察署と連携して特殊詐欺防止を呼びかけるデザイントラックを制作。運行を通して意識啓発を促していきたい考えだ。
これまでも企業PRや商品・サッカーイベントの周知・告知などでデザイントラックを展開してきた同社。県内でこうしたトラックの運行は初の試みで、するが通商では地域社会に対する貢献活動の一環として捉えている。
トラックは「焼津の安心、まず相談」との大きなメッセージとともに詐欺予防を訴えかける内容でデザインされ、窓口などの情報も発信。県警本部のマスコットキャラクターである「エスピーくん」と市のキャラクター「やいちゃん」も盛り込み、親しみやすい雰囲気を演出した。
静岡県警によると12月12日現在、県内で発生した令和7年の特殊詐欺件数は421件、被害総額28億4761万円。前年比で比較して73件、15億938万円増で、全国的に見ても拡大傾向を見せている。手口も巧妙化しており、高齢者だけでなく全世代がターゲットとなっている点も特徴。
同12日には焼津警察署で出発式が行われ、その後は市役所でも展示されるなどセレモニーを実施。杉本社長は、「周囲でも詐欺未遂の事例を聞く機会が増えてきたので、これをきっかけに予防に備える動きにつながれば良い」と語り、今後のさらなる協力にも前向きな姿勢を示している。
