梅田運輸倉庫 デザイン部門を法人化、「大阪デザインファクトリー」設立

【トピックス】

 

 梅田運輸倉庫(井上泰旭社長、大阪市福島区)は昨年12月、子会社「大阪デザインファクトリー」(大阪市淀川区)を設立。ベンダーサービスセンターのデザイン制作部門が、会社法人として新たなスタートを切った。新サービスを担う梅田運輸倉庫の堀安伸取締役副社長(写真左)と長澤昌平営業本部本部長席付課長(同右)に、事業の詳細や今後の展開などについて話を聞いた。



 ベンダーサービスセンターでは、自動販売機の設置やメンテナンスが行われており、近年、公共の場所や飲食店などに設置される自動販売機については、特定の飲料メーカーのカラーを前面に押し出さない傾向にあるという。堀副社長は、「デザイン制作部門が設立されて約7年以上経過するが、これまで大型印刷機材を導入し、オリジナルデザインシートの企画・作成などを行ってきた。今後も、そういった需要が増えるだろうと法人化に乗り出した」と、新事業起ち上げの経緯を説明する。

 大阪デザインファクトリーは、顧客の要望するイメージをヒアリングし、オリジナルのイラストデータを制作、シートを作成。ラッピング施工まで一貫して行う。シートは1300mmまでのプリントが可能で、木目調や石材調などの素材に近づけたタイプなど様々な種類に対応する。



 長澤課長は「塗装に比べ、デザインシートはパソコン上のデザインが印刷に反映しやすく、期間限定のイベント広告なども導入しやすい。紫外線カットのラミネート加工にも対応可能で、屋外での耐候性も確保している」と話す。これまで、地域の特産物をPRするための自動販売機のデザインをはじめ、大手アパレルメーカーのラッピングトラックなどを手掛けている。



 現在、デザイン専門学校で学んだ2人の社員が移籍し、ベンダーサービスとも連携して業務を進めており、新たな人材も募集している段階。「運送業とデザインは一見マッチしないようだが、業種は問わず、さまざまな事業展開が考えられる。ビルの窓などを飾るクリスマスやハロウィンといった季節にちなんだ広告のデザインなども可能。この事業が今後、どのように発展していくのか楽しみでもある」(堀副社長)。



 新事業の背景には、同社の「とりあえずやってみる」という社風があり、何事にもチャレンジできる環境がある。堀副社長は「今後も成長できる分野を探していきたい。顧客へ一貫したサービスを提供できるよう、様々な資格の取得も視野に入れ、新サービスに取り組んでいきたい」と話した。



◎関連リンク→ 梅田運輸倉庫株式会社

 

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