出雲ナンバー5月に交付 八岐大蛇をデザイン
【島根】走る広告塔として地域の特色を図案化し、その魅力を発信する地方版図柄入りナンバープレート。中国地方では5例目となる「出雲ナンバー」の交付開始が5月11日に決まった。
同ナンバーは神話の国ならではのデザインで、躍動する八岐大蛇(やまたのおろち)が、虹をイメージした色で表現。寄付金付きのフルカラー版と、寄付金なしのモノトーン版が選択できる。
既存の図柄入りご当地ナンバー同様、緑色の縁がある事業用自動車のプレートもあるが、運輸事業者からの反響はあるのだろうか。
対象地域の出雲市、仁多郡奥出雲町、飯石郡飯南町と関係団体で構成する出雲ナンバー推進協議会の担当者は、「一般住民からは申請の受付開始などについて1日に数件の問い合わせがあるが、まだ運輸事業者からはない」と話す。また、島根運輸支局も目立った問い合わせはないというが、このナンバープレートを付けた多くのトラックが、出雲から全国に走ることを期待したい。