優輪商事 スカニア車を導入、雇用にも生きるヨーロピアン仕様
【大阪】大型車をメインに営業展開をしている優輪商事(豊島優助社長、東大阪市)は、セノプロトラックス(奈良県奈良市)、スカニアジャパン(東京都港区)、パブコ(神奈川県海老名市)とコラボレーションしスカニア車を導入した。
今回の車両は、5月28日から開催される予定だったジャパントラックショーに展示する車両で、日本のスカニア車でも今までにない仕様のトラックになっている。
トラックにつけられている部品はすべて海外から取り寄せており、リップスポイラーやフォグランプ、ポジションランプ、ホイルリングなどを取りつけている。そのほか、後方部分のテールランプもシーケンシャルウィンカーや当たりゴムもローラー式を採用しているだけでなく、サイドバンパーやマーカも反射板兼用のランプと今までにないヨーロッパ使用のトラックに。
優輪商事の豊島社長は「今回でスカニア車を導入して8台目。他社と仕様が違う車両を導入することで雇用にも生きてくる」とし、国産車より導入費用が高いスカニア車を積極的に導入する理由を話す。
同社は、今まで求人費用を一切掛けていないが、順調に人材が入社してきている。約4年前に会社を立ち上げて、現在保有台数が約100台になっており、社員の大半が20代から30代、平均年齢が約35歳と若い世代が活躍する将来性のある会社だ。
豊島社長は「やる気とモチベーションの高い若手が多く働いており、トラックを見て入社したいと言ってくれる社員ばかりなので人材雇用に役立つトラック」と導入の効果を語る。
同車両の箱下をカスタマイズしたセノプロトラックスの瀬野博之社長は「変更可能なパーツはすべて欧州から取り寄せて完成させたヨーロピアン仕様の日本初の車両。これからも魅力のある車両カスタマイズをしていきたい」と笑顔で話す。
また、豊島社長は「現在も入社待ちをしてくれている人材がいるので、その人材を早く雇用できるようにドライバーにとって魅力あるトラックを導入していきたい」と意気込みを語る。
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