浅田運輸 オリジナル車両で仕事に誇り
【大阪】多種多様の車両を保有し様々な配送を手掛けている浅田運輸(柳本照義社長、枚方市)では、社員の品質向上やモチベーションを上げるために、仕事で使用する車両のメーカーなどをドライバーに選んでもらっている。
同社は、新車購入時に必ず、ドライバーに乗りたい車両メーカーだけでなく、アルミホイルやメッキパーツのほか、オーディオやDVD、ナビなどすべての部分を選んでもらっている。柳本社長は「細かな部分にお金をかけて、トラックに乗るドライバーに選んでもらうことで世界に1台しかないトラックにして、気持ちよく仕事をしてもらうことで品質向上につなげ、仕事に誇りを持ってもらっている」と話す。
また、同社長はドライバーが選んだパーツを必ずつけるようにしている。「実際に自分がドライバーをしていた時に、人と違うトラックに乗りたいと思っていたため、今働いてくれているドライバーには、乗りたいトラックに乗ってもらっている」と話す。
オリジナル車両にすることで自社の車両や同業他社の同じメーカーの車両でも違う仕様となり、優越感を味わえると感じている同社長。「オリジナル車両に乗ることで周りに自慢もできるし、誇りをもって仕事に取り組んでくれている。その他にも会社の自慢をしてくれる社員も多くいるので、この取り組みは継続して続けていきたい」と話す。
また、オリジナル車両にすることで事故防止にもつなげている同社。「全員が大切に車両を扱ってくれるだけでなく、安全運転もしてくれる。事故を起こさないためにも気持ちよく働いてもらい。家族と幸せになってもらいたい」と思いを話し、「仕事をやらせるのではなく、自ら取り組んでくれる社員になってほしい。特にコロナ禍で団結力が出たと感じている」と語る。
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