オオマチ こだわりの新車納入、ファンの学生も参加
【広島】総合物流業のオオマチ(堂本照二社長、広島市安佐南区)に3月中旬、オリジナルカラーをまとった新車が納車された。この日を心待ちにしていたのは、同社長やドライバーだけではない。同社トラックの3年来のファンである宮本歩夢君(16)もその一人だ。
宮本君はこの新車に乗務する豊田幸輔さんの甥っ子。「中1の時、(豊田さんが)乗っていたボルボ車を見たのがきっかけで、同社のトラックにハマった」という。
「シンプルだけど派手なキャビンのパールカラー」(宮本君)が特にお気に入りのようで、豊田さんとの交流のなかで〝オオマチ愛〟を深めてきた。トラックを見ようと自宅がある同市東区から約20㌔㍍の道のりを自転車でやって来たこともあるそうだ。
カメラマンでもある宮本君。納車に立ち会ったこの日、車を何周もしてシャッターを切る姿から「好き」があふれていた。写真は2年ほど前からインスタグラムやTicTokにも投稿していて「かっこいいという反響がたくさんある」と話す。
なお、新車のキャビンはパール色だが、初めてオレンジと青で炎のデザインをあしらった。バックドアには、これも初の赤地に「照」の字を白抜きしたロゴマークが入る。今回はメッキが多めで、6連のフォグランプも相まっていかつさが漂う。同社長は「全体のデザインは、ドライバーの意見も採り入れながら考えた」と話し、豊田さんは「かっこいいですね」と笑顔。なお、先月20日に大阪便で初運行を果たした。
宮本君も納車の時間を大いに堪能したようで「めちゃくちゃかっこいい!改めて同社に入りたいと思った」と目を輝かせながら話してくれた。
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