Cutting―Art オートボディプリンターを導入
トラックのデザインから施工までトータルサポートを手がけるCutting―Art(内藤亮社長、大阪府摂津市)は、関西発のオートボディープリンターを導入した。
同社では、カッティングシートを活用してトラックの箱にロゴや社名を入れているが、今回導入したオートボディープリンターによって、より顧客のニーズに対応できる設備を整えた。
導入の経緯について内藤社長は、「両方のノウハウを持つことで、顧客に合わせてさらに様々な提案ができると考えた」と話す。
シートのように剥がれる心配もなく、高圧洗浄をしても大丈夫という高い耐水性だけでなく、シートでは対応が難しかった穴などにもプリントが可能となった。消すことができるインクを使用しているため、シーズンごとにデザインの変更も容易にでき、低価格なのが魅力の一つ。
内藤社長は「データで読み込むため、自由にデザインできる。トラックの側面などを最大限に生かしたデザインも可能。凹んでいる部分も目立たなくすることができるので、修理代などの兼ね合いも考えれば低コストで抑えられる可能性もある」と話す。
また、カッティングシートのメリットとして、「車両などを長期的に止められない会社や自社に持ち込めない場合は、短納期で現場でも貼り付けられるのが強み」と説明する。
さらに、「車両に取引先の名前などを入れることで、取引先との関係を今以上に構築できると考えている」と内藤社長。「取引先の了承を得て車両に名前を入れることで、双方に宣伝効果やメリットが生まれる。また、取引先の看板を背負って走ることで、ドライバーの安全意識の向上にもなる」とし、「選択肢を増やすことで取引先の幅を広げていき、新たな顧客を獲得していきたい」と意気込みを語る。
◎関連リンク→ 株式会社Cutting―Art