SGHD ラッピングトラック出発式、環境大臣賞受賞の2作品をデザイン
SGホールディングス(栗和田榮一会長、京都市南区)は2月18日、小学生を対象に実施した「SGホールディングス/佐川急便 全国エコ絵画コンクール2016」で、環境大臣賞を受賞した2作品をデザインしたラッピングトラックの出発式を行った。3回目となった今回は「守りたい、ぼくたち、わたしたちの地球」をテーマに募集。応募総数1万4398点の中から、兵庫県の室結子さん(6年生、女子)の「住吉川で遊ぶ子ども」と、三重県の松下玉磨輝君(1年生、男子)の「たこのまほう」が最優秀作品にあたる環境大臣賞を受賞した。
出発式では主催者を代表し、SGホールディングスの松本秀一執行役員が「素晴らしい2作品をラッピングした佐川急便のトラックが、全国主要都市を中心に80台が1年ほど走り続ける。今後もコンクールのほか、森林保全活動や自然体験教室などを通じて、子どもらへの環境教育と啓発を目的とした活動に取り組んでいく」とあいさつ。
自分の作品が描かれたトラックを目の当たりにした室さんは「恥ずかしいけどうれしい」との感想。松下君も「うれしい」と大喜び。「地球の環境保全」のために、普段心掛けていることを聞かれると、室さんは「間伐材で作られた鉛筆を使っています」、松下君は「ゴミを川などに捨てず、きちんとゴミ箱に捨てています」と答えた。
コンクールで特別審査員を務めたさかなクンも祝福に駆け付け「応募作品は、どれも素晴らしく、(選考では)審査委員とともに悩んだ。その中で2人の作品は夢があり、とてもワクワクして、元気が出てくる作品だった」とコメント。2人がさかなクンと一緒に「行ってらっしゃーい」と声をかけると、2台のトラックは走り出した。
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