岡田商運 「岡山の魅力」発信へ、ラッピングカー出陣
【岡山】「誇れるトラックが出来あがった。県と市に協力し、岡山の魅力を全国へ発信していきたい」――。山陽自動車道上り線の吉備SA(岡山市北区)で4月13日、春の大型連休を前に県による「晴れの国おかやま観光キャラバン隊」の広報キャンペーンが催され、その取り組みを各地へ広げる〝PRトラック〟が同SAを出発した。車両を製作した岡田商運(同中区)の岡田好美社長は多数の行政関係者や地元テレビ3社などマスコミを前に、完成したトラックへの思いを説明した。
同社は一昨年3月にも、「桃太郎のまち岡山」を宣伝する岡山市に協力する形で2台のラッピング・トラックを製作。今回は岡山城や後楽園へ足を運ぶ観光客の増加を期待する県と市に貢献するため、各1台をラッピング。製作費を自己負担で賄っている同社の〝地元貢献トラック〟は計4台となった。
左右のボディー側面と後部扉の3面にフルラッピングされた2台の大型トラックは日野自動車のプロフィア。関東行きのハンドルを握るのは入社3年、同社でプロドライバーとなった庄司典行さん(38)。北九州方面への運行が組まれたもう1台に乗務する入社して2年、ドライバー歴12年の斉藤克美さん(38)は「生まれも育ちも岡山。誇りに思ってきた街の魅力を全国へPRする大切な役目を認識して、安全運転を徹底したい」と気を引き締める。岡田社長によれば、2人は「無事故・無違反でデジタコの数字も優秀」という。
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