するが通商 プリント風景を公開、イメージアップに周知図る
【静岡】トラックへのボディプリント事業を展開する、するが通商(杉本貴彦社長、焼津市)は6月19日、プリントトラックの周知を図るため、トラックへのプリント風景を公開。場所の提供を受けているハッスイトランスポート(佐伯靖則社長、焼津市)に、自治体関係者や各メディアが取材に訪れた。
今回、プリントトラックの塗装風景を公開するに至ったのは、プリントトラックが身近なもので事故撲滅や業界のイメージアップにつながることや、これまで主流とされてきた従来の工法よりも、より先進的でリーズナブルに導入できる点など、あらゆる層にプリントトラックやプリント技術を周知させたい思いがある。今回の試みは、浜松市で「ナオトラック」を運行させている、アトランスの渡邉次彦社長が提案。するが通商でプリントされたトラックが、浜松市の運送会社6社で7台が運行中。「この取り組みをもっと知ってもらいたい」との思いで渡邉社長が自ら自治体へ赴き、記者クラブへのプレスリリースを配信。当日は新聞社3社、テレビ局1社が取材に訪れ、杉本社長が応対した。
各メディアの記者も、プリントトラックの塗装風景を見るのは初めてのようで、興味深い様子で杉本社長に質問。杉本社長も丁寧に、プリントトラック事業を始めた経緯や思い、オートボディプリンターの仕組みを説明。速乾性で紫外線に強い塗料を使用していることや、耐久性があるのに特殊薬剤を使用することで簡単にはがすことができる点、凹凸があっても自然に仕上げることが可能など、プリントトラックの特徴を強調した。