ミヤウチ物流システム ラッピングトラック出発、水戸市PR
【茨城】水戸市の観光をPRするための「ラッピングトラック」が7月31日、出発した。トラックは、ミヤウチ物流システム(水戸市)の14トントラックで、同社が創立60周年を記念して提供。車両の側面には美しい景色を背景に「いざ、花開く水戸へ!! 日本遺産 偕楽園」の文字。同日、茨ト協の敷地内で開かれた出発式では、同社の宮内博夫会長、髙橋靖水戸市長、水戸観光コンベンション協会の加藤高蔵会長がテープカットを行った。
高橋市長は「宮内さんのご好意で、素晴らしいラッピングトラックが誕生した。地域に根差し、運送業の発展に貢献してもらっている宮内さんが、会社の60周年を記念して協力してくれた。大変ありがたいこと。バスと違い、窓がないため、ダイナミックでインパクトの強いラッピングとなった。これから全国を走り回り、水戸のPRをしていただける。本当に感謝する」と述べた。
加藤会長は「一目みて『今度、水戸に行ってみよう』と多くの人が思ってくれると思う」と観光客の増加に期待を寄せた。
宮内氏は「60周年で何かできないか考えた結果が、ラッピングトラックでの恩返しだった。少しでも地域社会に貢献できるよう願っている。今後、9月と12月にそれぞれ4トン車が走り出す予定で、トラック業界の地位向上につながればありがたい」と述べた。3人でテープカットが行われ、ラッピングトラックは走り出した。
◎関連リンク→ ミヤウチ物流システム株式会社