大ト協 万博誘致実現へ協力、ラッピングトラック出発式
【大阪】2025年の万博誘致実現に向けて国内の誘致機運を高めるため、大ト協の協力で万博誘致ロゴマークをラッピングした「万博誘致ロゴマーク・ラッピングトラック」の出発式が10日、府庁前で行われた。トラックに誘致ロゴマークをラッピングし、全国各地を走ることで、大阪・関西での盛り上がりはもちろん、誘致機運が全国各地に拡散することが期待される。
出発式には大ト協の辻卓史会長のほか広報担当の小田原武副会長、車両を提供した澤田運輸の澤田時雄代表取締役会長、山藤運送の坂中良郎会長が出席。また松井一郎府知事や府広報担当副知事の「もずやん」のほか、来賓で近畿運輸局の谷川勇二次長が出席した。今回出発したラッピングトラック4台はそれぞれ鴻池運輸(大型車)、中原運輸(4トン車)、澤田運輸(2トン車)、山藤運送(4トン車)のもの。
辻会長は「47年前の万博の際の華やかな国際色と賑わいを今でも鮮明に覚えている。万博を誘致し、もう一度あの熱気を呼び戻し、大阪再活性化の起爆剤にしていきたい。何よりも子どもたちに未来への夢を与えたい。開催地決定の大きなカギを握るのは、地元の熱意」とあいさつ。続いて松井知事が「2025年は団塊の世代が後期高齢者になる年。超高齢化社会の問題を解決するのが万博と位置付けている。大阪万博は参加・体験型、そして課題解決型を目指す」と述べた。
4台のラッピングトラックは、大型車を先頭に府職員らに見守られながら出発した。
◎関連リンク→ 一般社団法人大阪府トラック協会