宮田運輸 こどもミュージアムプロジェクト、他社にも広がる「良心の輪」
【大阪】宮田運輸(宮田博文社長、高槻市)が展開している「こどもミュージアムプロジェクト」が、様々な形で広がっている。
同プロジェクトは、交通事故をきっかけに、同社が約4年前から取り組んでいるもの。トラックに子どもの絵をラッピングすることで運転しているドライバーだけでなく、トラックを見た周りの人も優しい気持ちになり、安全運転を心掛けることで事故を撲滅させるという考え。
この取り組みを自社だけでなく他社にもまねしてもらい、全員が安全に対する意識と優しい心が持てる社会にしたいとも考えて活動している。
今までは、トラックの箱部分などにラッピングしていたが、今回は、西日本ロジスティクス(竹中領社長、兵庫県三木市)が自動販売機に、スリーエス(丸岡陽太社長、京都府福知山市)が会社の壁にラッピングを行い新たな取り組みを実現した。
宮田社長は、トラックを中心に当初は、発信をしてきたが、様々な企業の方と話をする中で色々なアイデアをいただき、今は、トラックだけにこだわらず取り組んでいる」と話す。
また、「今回の取り組みも参加してくれる企業からの提案で実現できた。それぞれの会社の優しい気持ちがいろんな形で輪を広げてくれている」と思いを話す。
さらに、宮田社長は、「事故をきっかけに始めた当社の取り組みが、このような形で広がっていることに感謝している。『良心』を育んでいくことで優しい気持ちを育て、地域や安全運転、事故撲滅につなげられるように今後も活動を続けていく」と話す。
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