松原市 トラックで市をPR、デザイントラックの出発式

 

 【大阪】松原市は2月19日、庁舎前広場でボディーペイントを施工したトラックの出発式を実施。全国に、市をPRするためにトラックの荷台を「広告塔」として活用する事業で、出発式で澤井宏文市長は「こうした『動く広告塔』という戦略は新しいと思う。多くの方に、松原市が非常に便利で、安心・安全な街であることを伝えたい」とあいさつした。





 松原トラック協議会からの推薦を受け、トラック3台を提供した豊興の堀川顕広社長は、「大型車は札幌から福岡まで結ぶ路線車両として全国を、4トン車、2トン車は近畿圏一円のPRを行っていく。この車両を見かけることがあったら、手を振って応援していただきたい。市の人口増加や発展の一助となれば」と意気込みを語った。





 市長公室の松本久次参事(企画政策担当)によると、「人口減少が見えており、歯止めをかけるため、市の良さを知ってもらい、住んでもらったり、遊びに来てもらえるよう、PRを効果的に行うにはどうすれば良いかを考えていたところ、市の特徴がボディープリントされたトラックを全国で走らせて、知名度が上がるきっかけになればと考えた」と経緯を説明。約300万円を予算化し、5年間走らせる予定で、5年後に継続するかどうか再協議する。





 荷台には、市のキャラクターの「マッキー」や市の花の「バラ」、市の木の「松」のイラストなどが描かれ、「松原市の『木』と『花』は何か知ってるか?」「見たら分かるやろ!」など、ユーモアあふれてインパクトのある内容。松本氏は、「全国的に知名度が高くないので、『あれは何だ』と思ってもらえれば。SNSでの拡散なども期待する」と話している。

 

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