こどもミュージアムプロジェクト 合同出発式を開催
【愛知】明石吉田屋産業(明石真社長、豊橋市)とグループ会社のトーカイ(山本年伸社長、同)は2月28日、明石吉田屋産業の東三河支店で「こどもミュージアムプロジェクト」の合同出発式を開催。プロジェクト発起人である宮田博文社長(宮田運輸、大阪府高槻市)や豊川警察署の関係者、近隣運送事業者ら約60人が参加した。
宮田社長の思いに明石社長が感銘を受け、「事故撲滅」の願いから導入するに至ったもので、東三河の企業としては初めて。今回、導入した車両は2台。明石吉田屋産業が保有するLPガス配送車と、トーカイの大型タンクローリーにラッピング。LPガス配送車には、社員や顧客の子供らが描いた18枚の絵を、側面と後方部分に施した。タンクローリーには、トーカイの名古屋営業所がある知多市の八幡小学校の児童らの作品12枚が貼付されている。「無事に帰ってきてね」「そろそろ休憩しませんか」など心温まるメッセージも添えられている。
宮田社長は「トラックを怖いというイメージから、笑顔にさせるものに変えていきたい」と話し、「東京五輪の2020年までに全国の営業トラック150万台のうち、半分をラッピングし、世界にも発信していきたい」と意気込む。
明石社長は「悲しい交通事故が1件でも減ってほしい」と述べ、ラッピング車両の担当ドライバーは「注目されるので、常に笑顔を絶やさず、安全運転に努めたい」と話した。
グループ全体として、順次ラッピング車両を増やしていく方針。
◎関連リンク→ 株式会社宮田運輸