するが通商 トラガール運転車両に事故防止PRをプリント
【静岡】するが通商(杉本貴彦社長、焼津市)はこのほど、同社で唯一のトラガールが担当する、大型トラックにプリントを施工。トラガール自身の安全運転はもちろん、トラックによる悲惨な事故が減ることを目的に、日々の運行に当たっている。
同社では、運送業と並行する形で、「1件でも交通事故を減らしたい」という杉本社長の思いから、トラックなどの車両に事故防止やPRを目的としたデザインを施す、ボディープリント事業部を新設。オートボディープリンターを購入し、同社車両はもちろん、他社のトラックや異業種の車両にもプリントを施している。
今回、同社のトラガールの車両には、トラガールの子供3人がデザインとなる絵を製作。トラガールである母親が、車両にプリントする際の配置などを考えた親子共同の作品に仕上げた。大型トラックの側面にプリントされた絵には、スマートフォンや缶ビールが描かれ、「大切なものは何ですか?」「まもろうルール」など、社会に対しての啓発ポスター的なものになり、ドライバーや歩行者へ呼びかけている。もう一方の側面には、子供たちの愛くるしい絵と共に、「まま!!がんばってね。おうちでまってるよ!」と心温まるメッセージも添えられている。
杉本社長は「同社のトラガールはこれまで、事故もなく運行してきたが、更に安全運転を心掛けるようになった。このような取り組みによって、悲惨な事故が減ることを願っている」と話す。
この車両は、月曜日から土曜日の間で、袋井〜富士間の輸送を行っている。
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