原口商事 広川町が題材のラッピングトラック納車、地域貢献の一環
【福岡】6月29日、原口商事(原口典道社長、八女郡広川町)に3台目となる、広川町を題材としたラッピングトラックが納車された。同社の生田友見常務は「地域貢献の一環としてやらせていただいている」と話す。
今回納車されたのは「日本よ、これが広川町だ」をキャッチコピーに、町内の観光名所や名産品の写真でラッピングされている。生田常務は、制作にあたり、商工会のメンバーにも集まってもらい、どんな素材を盛り込むか話し合いを重ねた。
デザインを担当したマーケティングミックス(中村正隆社長、八女市)のクリエイター・中村由希子氏は「素材の選定にあたり、非常に悩んだ」という。入れて欲しいという名産品や名所が多数集まったからだ。「地元の方たちの広川町への愛情を強く感じた」と中村氏は話す。
生田常務は「これまで広川町をテーマにしたラッピングトラックを2台制作している。どれも違ったテイストのデザインにしたかった」と言う。1台目は町のゆるキャラ・広川まち子ちゃんをあしらって可愛いらしく、2台目は文字のみでクールにデザインされた。今後もまだ制作予定があり、デザインを温めているという。
この日、商工会で3台揃ってのお披露目がされ、その後町役場を経由して自社へと戻った。3台のラッピングトラックが町を移動する間、随所で町民の注目を集めていた。次のデザインにも大きな期待が寄せられる。