辻本運送 ラッピングトラックで天理市の魅力発信へ
【奈良】辻本運送(辻本廣行社長、天理市)は6月25日、天理駅前広場「コフフン」の写真をラッピングしたトラックの披露式を行った。天理市の魅力を全国に発信することが目的。2015年10月に最初のラッピングトラックが導入されており、今回は2台目となる。ラッピングの対象となった「コフフン」は、古墳を想起する野外ステージや大型遊具、カフェや観光案内などの機能を備え、イベントの開催や観光・ものづくり、農業情報の発信、近隣住民の憩いの場として市民に活用されている。
市長表敬では、並河健市長が「宅配をはじめ、荷物は届いて当たり前と思われているが、物流は人間に例えると血流と同じ。途絶えてしまうと、たちまち暮らしに困る」と物流の重要性について述べた。
辻本社長は運送業界の社会的地位について、「災害時に緊急物資輸送支援などを行うと多くから感謝されるが、普段は、物流業の価値は低く捉えられている。ラッピングトラックが走ることで、物流業と天理市の魅力をPRできれば」と語った。
なお、ラッピングされた「コフフン」の画像は写真家の太田拓実氏によって撮影されている。
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