【三重】カワキタエクスプレス（川北辰実社長）では７月２４日、新車両の納車式を執り行った。

今回の車両は富士運輸（松岡弘晃社長、奈良県奈良市）の車輌部「セノプロ」がその装飾を担当しており、５月に開催したジャパントラックショーに出展されたモデルをさらにリファインして実用車仕様としたもの。

午前１０時に新車両が会場に現れると、そのインパクトに参加者らから思わず声が漏れた。同社のイメージカラーである赤を全面に押し出したそのデザインは鮮烈で、先頭から後部に至るまで徹底したカラーリング。さらにその中では同社のロゴと合わせて社長が拘ったという黄金色の龍が舞い昇る姿も描かれており、見る人すべてに大きなインパクトを与える。

陸送を担当したセノプロの女性ドライバー、吉冨千鶴氏も「今までで最高の一台。これに乗車できるドライバーが羨ましい」と絶賛のコメント。川北社長も「女性目線で褒めてもらえるなら安心だ」とその言葉を歓迎し、「良いものができた」と今回の出来栄えに満足な様子。

また川北社長は「会社のＰＲにもなり、採用面でも効果が期待できる。ドライバーにもこの車両にふさわしい意識と運転を心掛けてほしい」と新車両の及ぼす効果などについても言及。秋頃には同型の追加導入も予定されているということもあり、同社の赤いトラックへの注目度はこれからもますます高まっていきそうだ。

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