システム物流 2台目のプリントトラック導入、メッセージ性のあるデザインに
【三重】システム物流(増野宰社長、四日市市)はこのほど、プリントトラックを導入し、運行を開始した。
施工は裕進運輸(渡部裕之社長、三重郡菰野町)グループであるモバイルアドが担当し、今回で2台目の導入となる。
増野社長は安全面を含めたドライバーの意識向上や、「声をかけられる機会が多くなった」という存在感など、プリントトラックのもたらす波及効果を実感しているようで、「3台目も検討している」の言葉からは手応えのほどがうかがえる。
実車を確認すると、目に飛び込むのはハンドルを握るドライバーの手元が大きく映し出された印象的なデザイン。鮮やかな青の中に浮かぶ姿は、どこか安心感を感じさせるもので、「最初は遠慮していた担当ドライバーも、実車を見ると『乗りたい』という意識に変わった」という話からもわかるように、メッセージ性を備えたトラックには、人を動かす何かがあるようだ。
社長は同デザインについて、「ハンドルを握るということは、仕事に対して、また家族に対しても大きな責任が伴う。ドライバーにはその覚悟を持ってもらいたいということと、同時に我が社の責任感もそこには表れている」とコメント。トラックという「媒体」の持つ「発信力」にあらためて気付かされると共に、プリントトラックの奥深い可能性についても再認識させられる。
「やがては社員が誇りを持てるような会社にしたい」と語る増野社長。今回の動きと併せて社員満足度に軸足を置いた社内の環境整備を推進していく意向も示しており、「和を大切にしている」という自身の言葉の通りに、結束力を着実に強めている。
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