宮田運輸 従業員と共に成長、雑誌活用し仲間の長所みつける
宮田運輸(宮田博文社長、大阪府高槻市)は、今まで従業員を労う一環として共に成長していけるよう様々なことに取り組んできた。
同社は、ドライバーとコミュニケーションを図るツールとして「致知」という雑誌を全従業員に毎月、プレゼントしている。その雑誌を活用して仲間の良い部分を見つける取り組みを実践している。
事業所ごとにグループ化して、毎月雑誌の指定したページの感想をシートに書いてもらい、グループで話し合い、従業員同士で一人ひとりの良い部分を全員で見つけていくようにしている。
従業員との協調性や、共に学ぶ姿勢を大切にしている同社。宮田社長は「従業員と関わることで様々な考えを聞くことができる。各事業所のドライバーと所長が、普段とは違う側面から話ができるので、新しい考えや思いを聞くことができた」と話す。
また、経営方針会では、節目の年に従業員の家族を招いて食事会などを開き、従業員が働いている会社の雰囲気を理解してもらうように努めている。父の日にはドライバーに内緒で家族に協力してもらい、手作りのタンブラーを作成するなど従業員を大切にしてきた。
宮田社長は「会社には絶対に必要な従業員の力は大きい。今後も全従業員と共に成長していけるように色々な取り組みを積極的にしていきたい」と話す。
◎関連リンク→ 株式会社宮田運輸