真栄産業 3台目のデザイントラック 企業価値高め採用効果を

 

 真栄産業(古田真二社長、岐阜県美濃加茂市)はこのほど、3台目のデザイントラックを導入し、運行を開始した。



 同社がデザイントラックを初導入したのは2年前。地元である美濃加茂市のPR活動がその始まりで、効果を実感した古田社長はオリジナルデザインでの導入も決断。3台目は今年の5月に追加した2台目に続いてのものとなる。



 デザインは「右肩上がりを意識した」というクールな仕上がり。ボディープリントを山本急行(山本英史社長、恵那市)が担当し、キャビンにも自社系列の整備工場(新車の納期短縮に寄与。他社からの要望にも対応)でボディーに合わせた塗装を施すことでトラック全体に一体感を演出。さらに細部にまでこだわったボディーパーツで、その存在感に磨きをかけた。



 古田社長はデザイントラックが及ぼす影響として「自社のPR」「安全意識の向上」と共に、「企業価値を高めることによる採用効果」をポイントとして指摘。ドライバーについては「適任者」を選出し、責任感と合わせて自社の看板を背負って走るという「プライド」も同時に与えることで、モチベーションの向上にもつなげている。



 また同社は「会社はドライバーファースト、ドライバーは荷主ファースト」という古田社長の考えのもと、時間をかけて労働環境の改善を図って従業員が働きやすい会社作りを推進。平均年齢は30代と若く、採用も人の紹介がほとんどという現状からも、社内の「好循環」がうかがい知れる。



 今後について古田社長は「他業種からの受け入れも視野に入れ、それを見越した環境整備が必要。ベテランの存在も大切にしながら、いかに若い力を呼び込めるかが問われる」と分析。そのためにも自社や業界のイメージ向上を図っていくべきであるという、その姿からはデザイントラックだけにとどまらない同社のさらなる未来志向な展開を予感させる。

 

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