博運社 子どもの絵画をラッピング
博運社(眞鍋和弘社長、福岡県糟屋郡)では、昨年度から「交通安全」をテーマに独自の絵画コンクールを開催している。同社の社長室副室長の小戎正光氏は「CSR活動の一環で交通事故撲滅運動や交通遺児支援を行っている。交通安全の啓蒙活動として、コンクールで集まった絵を順次車両にラッピングしている」と話す。
第1回目のコンクールでは、同社従業員の小学生以下の子どもらを対象に作品を募集した。各地の事業所から集まった作品は54点。それらの絵が、現在は19台の車両にラッピングとして施されている。
当初は優秀作品のみラッピングを考えていたが、「それだけではもったいないという声があった。そして何より、乗務する職員はもちろん、街中を走行するラッピングトラックを目にした他のドライバーにも安全運転を意識してもらえる。その機会を、より増やしたいと思った」と同氏。
同社は今後も「交通事故撲滅運動」の一環として「交通安全」をテーマとしたコンクールの開催を行う。現在は18歳以下を対象に作品を募集中。入選した作品は同社車両にラッピングされ「移動美術Car」として街中を走る予定だ。
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