三ト協 鈴鹿サーキットでのイベント「働くクルマ大集合」に参加
【三重】三ト協(小林俊二会長、小林運輸)は4月27日から6日までの10日間にかけて鈴鹿サーキット(鈴鹿市)で行われたイベント、「働くクルマ大集合」に参加。普段は身近で体感できない除雪車や標識車、ショベル車などとともに三重、奈良、大阪、岡山から駆けつけたおよそ20台のトラックが会場を盛り上げた。
初の取り組みとなった昨年の参加から1年。「ぜひ継続したい」との思いは主催者側との絆も深め、2年連続での参加となった同イベント。大型連休期間とあって多くの来場者で賑わうなか、関係者らによる精力的な動きでトラックの魅力を発信。そのPR活動に大きな役割を果たした。
伊藤商運(同市)の伊藤将志社長は、埼玉県からやってきたというトラック好きの親子連れに触れ、「将来はドライバーになるような話もしていた。そういう来場者の存在は、とても励みになる」とコメント。また裕進運輸(渡部裕之社長、三重郡菰野町)に今年新卒で入社した服部瑛仁氏は乗車体験の対応を丁寧に行う傍ら、「来場者の方を含めて同業の方々との交流もできる貴重な場。休みを押して来た甲斐がありました」と笑顔を見せていた。
期間中の前半は天候に恵まれなかった同イベントも後半は回復し、4日には国際レーシングコースを使用しての走行会も実施。自社のトラックに乗車して伝統あるサーキットを周回した新成運輸(四日市市)代表の村木尚哉氏は、「国際レーシングコースをトラックで走行させてもらえるとは光栄であり、感慨深い」とその感想を語り、さらに「こうした取り組みを通して様々なPRが必要」と、業界における情報発信の重要性にも言及。今後の継続についても前向きな見解を示した。
◎関連リンク→ 一般社団法人三重県トラック協会