弥生京極社 特殊トレーラを刷新、硝子輸送で国内唯一

【トピックス】

 

 硝子輸送のプロフェッショナルとして昨年、会社設立60周年を迎えた弥生京極社(佐佐木陽太社長、横浜市鶴見区)。同社の象徴とも言える車両が、大型硝子を配送する特殊トレーラだ。国内での稼働は数台のみという希少な車。硝子輸送をメインとする同社の看板として長年にわたり活躍してきた。設立60周年を迎えたことを機に同トレーラを刷新。この春には、完成した新型車両が導入された。同社のイメージカラーである鮮やかな青色の車体にはリニューアルされた会社ロゴが輝く。



 旧型のトレーラが導入されたのは25年程前。同社のメイン荷主である大手硝子メーカーが、通常の車両では運搬が困難な大型の硝子を安全に輸送することを目的とし、欧州で用いられていた同型車両の国内導入に踏み切った。同社は、その最初期から導入に協力しており、長年にわたって運行を担ってきた。



 新型車の開発にあたり、現場の立場から意見を伝えるなど全面的に協力した。新型車の導入は国内では同社が唯一となる。これまでは新型トレーラはフェイモンビル社(ベルギー)製で、日本国内の規格に適合させるための仕様変更や現場の声を反映した改良が加えられた特注品。同社では、今年度2台を導入し、将来的には計4台を運行する計画。今後のさらなる発展を目指し、硝子輸送の未来を担うため、会社のシンボルとしていく。



◎関連リンク→ 株式会社弥生京極社

 

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