こどもミュージアムプロジェクト協会（宮田博文代表理事、大阪府茨木市）は、昨年に引き続き今月８日、万博記念公園お祭り広場で「こどもミュージアムフェスタ２０１９」を開催。様々なイベントで会場を盛り上げた。

　同協会は、子どもらの描いた絵をトラックやバスだけでなく、商業車や自動販売機、会社の壁や看板などに描き、良心で交通事故をなくすために取り組みを行っている。

　冒頭、宮田代表理事は「多くの人に協力をしてもらい、皆様の優しさを触れ合える場を体験、体感をしていただきたい。展示トラックも遠くから来ていただいている。物産は、福島県からこのフェスタに参加してもらっている。その多くの人の優しさを会場全体で子どもらと一緒に体験してもらえる場を作っていきたい」とあいさつした。

　また、こどもミュージアムコンクール表彰では、茨木市、高槻市、吹田市の幼稚園や小学校、協会に加盟している近隣の幼稚園や小学校の子どもらに絵を募集し、近畿運輸局長賞、近畿地方整備局長賞、大阪府知事賞、大阪府教育委員会賞、吹田警察署長賞、吹田市長賞、吹田市教育委員会賞、大阪府トラック協会青年部会賞、こどもミュージアムプロジェクト協会賞など各部門で園児と児童18人に賞状と記念品が贈られた。

　宮田代表理事は「たくさんの絵を描いていただき感謝している。選ばれた絵がトラックやバスにラッピングされ、全国を駆け巡っていく。子どもらの純粋な思いを、会社と子どもらと地域で一緒に交通安全を願い、１件でも事故を減らしていけるようにしたい」と総評を述べた。

　さらに、会場では同協会のラッピング車両が全国から約30台集まり展示されたほか、吹田消防庁音楽隊による演奏や吹田警察署による安全教室、体験テント、キッチンカーなどが出店し参加した子どもらを楽しませた。

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