【福岡】福岡運輸（富永泰輔社長、福岡市）は１０月１５日、基山町役場（佐賀県）でアートトラックプロジェクトにより完成したアートトラックのお披露目式を松田一也町長臨席のもと行った。

　同プロジェクトは、トラック物流企業でしかできない持続可能なＣＳＲ活動として同社が平成２５年に始めたもので、障がいがありながらも素晴らしい才能を持つアーティストの作品を購入し、彼らの自立を支援する事を目的としている。今回の車両は４台目となる。

　式典では富永社長が製作者であるアーティスト達に感謝状を贈呈。「今後も全社を挙げてこの社会貢献活動に積極的に取り組みたい」とあいさつした。

　今回選ばれた作品は、同町にある医療法人清明会障がい福祉サービス事業所（ＰＩＣＦＡ）に通う篠﨑桜子さん、西依孝さん、北村彰吾さんの３人の絵画。彼らの絵が側面と後部に描かれたトラックは、今後同社の東京支店（神奈川県川崎市）に配属され、主に関東～九州方面への輸送業務に使われる予定となっている。

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