山口ト協山口支部 小学生の絵を採用したラッピングトラック出発式
【山口】山ト協の山口支部(山本正喜支部長=フタバ運送社長)は、年末年始の交通安全県民運動期間中の12月11日、山口南警察署で行われた交通安全ラッピングトラック出発式に参加した。
同支部は昨年度から同署などと協力し、交通安全啓発のイラストをプリントしたラッピングトラックを制作。今回はこれに加え、管内の小学生が描いた「トラックの日絵画コンクール」の応募作品から8点を選び、トラックにプリント。同トラックは5事業者の9台に増え、交通安全を呼びかけ走っている。
プリントは、しんじゅ(宮崎英雄社長、山口市)のグループ会社でプリント事業を手掛けるパールプランニングが施工。しんじゅでは3台が同トラックに変身し、1台は県外も運行中だという。
宮崎社長は「トラックを怖いというイメージではなく『自分の絵がプリントされて、かわいい』と身近に感じてもらえるのでは。トラックの仕事を見てもらうきっかけにもなる」と話している。
出発式には、絵が採用された小学生も参加し、同支部から記念品の図書カードと、自分の絵が描かれたトラックのパネル写真が贈呈された。上田秀一事務局長によると、「小学生は自分の絵が描かれた実際のトラックを見て、みんな大喜びだった」という。
◎関連リンク→ 一般社団法人山口県トラック協会