内海商運 保有車両の3分の2が外車

【トピックス】

 

 【岡山】18歳から4トン車に3年、それから1年間ほど大型トラックを経験した後、トレーラのハンドルを8年間。内勤業務に変わって8年が経過した平成16年12月に独立開業した内海英樹氏(内海商運社長、岡山市中区)だが、ドライバー時代に外国製の大型車両に乗務したことがないというのは意外な印象。同社の構内にずらりと並ぶ欧州製のトラクタが、そう感じさせる。



 起業から2年たたない同18年10月、記念すべき第1号はボルボ車だった。いまはワンデフが3、ツーデフが4のトラクタ計7台と大型トラックが1台。「より重量のある荷物を運搬する必要があった当時、ボルボで対応できなかった」(同社長)という事情から一昨年、初めてスカニアを採用。こちらも現在はワンデフ1、ツーデフ2の計3台を抱えており、保有車両の3分の2を外国勢が占める。



 「10年乗ったとき(良さが)わかる」と評価する。それぞれに特長があるようで、ドライバーもボルボ派、スカニア派に分かれるらしい。「去年入社した24歳のドライバーに、うちで一番古い同18年のボルボへの乗務を伝えたところ『これに乗せてもらえるんですか』と喜んだ」という。



 国産に比べて車両価格は高いが、「快適性だけでなく、ハンドルを握るドライバーの誇りにもなる。値段だけの価値はある」と話す。燃費の良さも魅力の一つで、「20トンほど積んだシングルトレーラ(スカニア)の場合だとリッター3.7kmくらいまで伸びる」とのこと。



 全国エリアで重量物、精密機械を運ぶ同社。「フリーの国産車が1台あるが、今後、トラクタはすべて外車」。ドライバーを集める手段として外国製の車両を導入する運送会社も目立ち始めたが、「人が来ないという同業者には『ボルボかスカニアを買えばどうか』と話す。ただ、あまり言いすぎると、うちに人が来なくなるかもね」と笑う。

 

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