サクマ運輸 車体へのデザインプリント、イメージ刷新に一役
【広島】建材や機器など住宅に関するあらゆる部品を運ぶサクマ運輸(佐久間栄社長、廿日市市)では現在、会社のイメージ刷新に向けた取り組みを進めている。車体へのデザインプリントもその一つだ。
同社のトラックへのプリントは、堀越車体が始めた新事業の試験稼働中に試作第1号として施工したもの。同社長は「先方とは元々部品調達で付き合いがあった。試作の話を聞き、これは会社のイメージアップに有効だと思い、物は試しにとお願いした」という。
2月に大型車とトレーラそれぞれ1台ずつ施工。大型車のデザインは、「展示会で見たデモカーがヒントになっている」という。紫色をベースに中央に鮮やかな水色が一筋。効果的に入った麻の葉模様に、ロゴと舞う桜の花びらが和の雰囲気ながら重厚感を醸し出す。また、トレーラはドライバーがデザイン。社名が大きく英字で表記され、こちらも存在感は抜群だ。
同社長は「すごい、かっこいいと好評をいただいている。プリントの質の保持など時間をかけて検証し、良ければプリントトラックの台数を増やしたい」と話す。なお同社では並行して、HPやロゴマークの刷新作業も進行中で、年内の完成を目指している。
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