栄進物流 デザイントラック出発式、桑名市と連携
【中部】愛知県愛西市に本社を置き、デジタルペイント事業も展開する栄進物流(安田隆之社長)は、近接する三重県桑名市と連携して大型デザイントラックを制作。このほど桑名市役所で出発式が行われた。
同社には、安田社長を筆頭に桑名市出身者や在住者が複数名在籍する。コロナの影響で祭りやイベントが中止となり、縁ある町が大きな打撃を受けていることから、市の観光スポットや食・文化をデザインしたPRトラックの運行が地元への恩返しにつながればとの思いで企画された。
式典には、桑名市から伊藤徳宇市長と辻内裕也市議、同社の安田智貴取締役とペイント事業部の中瀬雄介係長が出席。伊藤市長が「安全運転で、しっかり桑名をPRしていただきたい」と激励し、安田部長は「優秀なドライバーを選定した。走る広告塔として桑名の魅力を広めたい」と地域活性化に期待を込めた。
石取祭や上げ馬神事といった伝統文化、六華苑などの名所、さらには焼き蛤と、側面に4点ずつ、背面に9点の写真を配した10トントラックが披露されると周囲は歓声に包まれた。
テープカットの後、拍手とともに送り出されたこのトラックは、桑名市の魅力を満載して東海3県をメインに走行する。
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