田中運輸 強馬力で荷物も安全
【広島】田中運輸(三原市)が、スカニア製トラクタを導入して2年。田中亮介社長は「ドライバー不足の中で、彼らが持つ『いい車に乗りたい』という声を形にしたいと思った。いつかスカニアに乗りたい、田中運輸に入ったら乗れるかもという目標になり、ドライバーのモチベーションを上げることにもつながると考えた」と経緯を話す。
県内でもスカニアの車両を入れる運送会社が増えているが、「大森運送(呉市)の故大森才喜会長の紹介で広島で2番目に注文したが、台風の影響で当社の方が早く入ってきた」と寺西雅孝常務は納車時を振り返る。
当時最大の650馬力を選んだが「重量物が多く、坂道で低速走行になることを避けるため」と常務。パワーがあるので走行の安定性も高く、荷物も安全だと評価する。また、高く広いキャビンの居住性は抜群で「ドライバーの働く環境の整備という点でも快適に過ごせることは大切」とも。
同社のトラックはクリームとライトブルーのツートンカラー。見た目は柔らかい印象の配色でも、スカニアの力強さはそのままだ。今は1台のみだが、社長は「今後もトラクタの買い替えのタイミングでスカニアを増やすことも検討していきたい」と話す。
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