吉秀トラフィック 事故防止啓蒙活動車両を導入
【京都】吉秀トラフィック(吉川秀憲社長、八幡市)は府警察本部と府警察八幡署と一緒に事故を無くすための啓蒙活動車両を導入した。
同車両は、両側面に特殊詐欺への注意喚起の呼びかけや府警察のYouTubeチャンネルの告知をしているだけでなく、車両の後方には、飲酒運転を抑制するための文言を入れている。
デザインするきっかけは、2021年6月に千葉県八街市で下校中の児童の列にトラックが突っ込んだ事故を踏まえ、府内で飲酒運転による事故を撲滅させたいと考えている府八幡警察署に協力するためにグループ会社のラッキーリーバー(八幡市)のボディープリント技術を生かした車両。
同グループ会社が以前から警察関係の依頼のプリントの仕事をしていたことから、今回子供たちの事故を未然に防ぎたいと考えている同署の考えを聞き、吉秀トラフィックの車両に啓発の言葉を入れて府内を走ることで啓蒙活動につなげる提案をしたことで同車両へのボディープリントが決まった。
吉秀トラフィックの吉川社長は「提案をいただいた当初は、マスクへのペイントだったが、公共道路を使用して仕事をしている運送事業者としてトラックで啓蒙活動ができると考え提案をさせてもらった」と経緯を話す。