神岡運輸 ラッピングトラックで飛騨市をPR
【岐阜】神岡運輸(小野和美社長、飛騨市神岡町)では地元である飛騨市をPRするラッピングトラックを運行させている。
これは2027年に観測開始が予定されるハイパーカミオカンデの周知を主な目的とし、ボディーには「神岡の地下から宇宙の謎に挑む」との文言とともに日本地図における神岡町の地図が強調して描かれ、またハイパーカミオカンデの断面図イラストが印象的に配される。
ハイパーカミオカンデは旧神岡鉱山内に設置された世界最大級の水チェレンコフ宇宙素粒子観測装置「スーパーカミオカンデ」の性能を大幅に上回るもので、同ラッピングトラックの運行は「飛騨市」と「神岡」の地名を全国へとあらためて発信する好機として期待される。
小野社長は今回の取り組みについて、「地域のなかでお世話になっているので話を聞いた時には協力したいとの思いで引き受けた」とコメント。今後についても「同様のお話があればぜひ力になりたい」と前向きな姿勢を見せ、また「担当ドライバーも地元を背負っている責任感をもって、より安全運行に努めているようだ」と語って手応えを示している。
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