三和梱包運輸など ラッピングトラックで筋痛性脳脊髄炎の認知啓発
【愛知】三和梱包運輸(橋本正樹社長、清須市)およびアルファロジスティクス(横井竜也社長、犬山市)では、筋痛性脳脊髄炎の認知啓発を目的とし、産学連携プロジェクトを企画。同患者会「笑顔の花びら集めたい」の塚本明里代表にスポットを当てたラッピングトラックを制作し、このほど華々しく出発式を開催した。
このプロジェクトは患者会による認知啓蒙活動に賛同する企業・団体によって立ち上げられ、同社がトラックを提供。モデルである塚本代表のヘアメイク・撮影などに名古屋モード学園の学生チームやミルク/ブランコ(秋篠くるみ代表)が携わり、デジタルペイントは栄進物流(安田隆之社長、愛西市)にてデザイントラック事業を行うエイティーエイトが施工した。また、岐阜市のまちづくり団体「ひとひとの会」の協力も得ている。
出発に先立ち橋本憲佳専務は「多くのメンバーのおかげで不可能を可能にできたと思う。大きな挑戦であり、今日をスタートに成長し続けたい」とあいさつし、認知度向上と物流業界のイメージアップに尽力する姿勢を見せた。
鮮やかでインパクトのあるデザイントラックには「彼女はだれ?」の文字や検索窓、QRコードを配し、関心を引き寄せる工夫がちりばめられている。塚本代表および関係者は「SNSで発信され、目に見えない病を知ってもらいたい」と同プロジェクトの効果に期待を寄せる。
テープカットの後、若手のホープ今泉祥希ドライバーがハンドルを握り、同社を出発した。
◎関連リンク→ 三和梱包運輸株式会社