山陽牛乳運輸 ラッピングトラック運行、神石高原町をPR

【トピックス】

 

 山陽牛乳運輸(藤上千展社長、広島県神石郡神石高原町)では、3年前から同町の景勝地や農畜産物をPRするラッピングトラックを運行する。町の魅力を発信するトラックは、近隣でもすっかりおなじみの存在だという。



 スーパー「エブリイ」などを展開するエブリイホーミイホールディングス(福山市)は、2018年に同町と農産物の流通拡大などを目指す連携協定を締結した。ラッピングトラックもこれをきっかけに両者がタイアップし制作、運行が始まった。



 トラックは「神石高原まるごと便」と銘打った5トン車で、片面に県を代表する景勝地・帝釈峡や伝統ある神楽をデザイン。もう一方の面には「神石牛」やコンニャク、トマト、ブドウなど町特産の農畜産物の写真を配置。藤上社長は「町からの提案で制作した車両は1台のみだが、エブリイ専用の配送車として県東部の店舗を中心に運行している」と話す。



 なお、同社は1971年に設立。乳製品を中心に地元産の野菜、花、コンニャクのほか、芝なども輸送。岡山県倉敷市にも営業所を置き、トラック35台を保有している。



◎関連リンク→ 山陽牛乳運輸株式会社

 

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