ニシテ商会 ドリームプロジェクト9台目完成「子どもら描いた夢のせて走る」
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【愛知】ニシテ商会(西手保社長、名古屋市)は10月23日、名古屋市中川区の富田公園で子どもたちの描いた夢をのせたトラックを走らせる「ドリームプロジェクト」(西手隼人委員長、同)で9台目となるデザイントラックのお披露目式典を行った。
同式典は富田公園で開催された「中川区民まつり」における開会セレモニー内で行われ、杉野みどり名古屋副市長や増田達雄中川区長らのあいさつに続いて西手委員長が登壇。「子どもが将来の夢を大人と共有することで、実現する可能性が広がる」との言葉とともにプロジェクトの趣旨にふれ、来場者らへ前向きなメッセージを力強く伝えた。
「区単位での行政PRは初の取り組み」というトラックには「荒子観音」や「前田利家公」といった中川区ならではのコンテンツを盛り込み、90作品ほどの子どもたちが描いた「将来の夢」をプリント。お披露目後は会場内において乗車体験を実施し、またドリームプロジェクトとしてのブースも出展してペーパークラフトトラックを通した地域住民との交流もすすめた。
西手委員長は取材に応じ、生まれ育った街でもある同区でのデザイントラック制作に思いを寄せながら一連の取り組みに言及。
大きな手応えを見せながら今後においては「同車両を使用した安全教室なども実施していきたい」と語って地域へのさらなる貢献に意欲を示した。