東西物流 車好きの若者にも人気、かっこいいトラックが完成
トラックのカスタムエアロパーツの製造販売を行うハートンクラフトジャパン(埼玉県)が手掛ける第1号となるトラックが完成した。
発注したのは、東西物流(岡田浩明社長、埼玉県吉川市)で、完成車は今年10月に富士スピードウェイで開催されたジャパントラックショーにも展示され、来場者の注目を浴びていた。
若者の車離れが進み、トラックドライバー不足も深刻化しているが、車好きな若者が集まる同社の岡田社長は、「車が好きな若者はまだまだいる」と話す。
そんな車好きのためのトラックを導入したいとの思いを持っていたという同社長は、同社長と同じく車好きの知り合いと、かっこいいトラックを作ろうという話で盛り上がり、エアロパーツを作れる技術者探しや作る方法を模索、環境を整えていった。
そして出来上がったのが、ハートンクラフトジャパンである。同社には、仲間とともに同社長も出資、側面からサポートする。
デモ車として同社のトラックを提供、製作がスタート、第1号車として完成した。
「まだまだ手を加えたいところはある」というものの、デザインやカラーリングともに納得のいく仕上がりで、出来栄えには満足しているという。
乗りたいというドライバーが多く、選定に悩むというが、「まずは車を大切にし、仕事に真摯に向き合うドライバーに乗ってもらいたい」とし、「ひいては、それを見た若手の応募につながってくれるはず」と話している。
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