平野商運 2台目の津島市PRトラックの運行開始
平野商運(平野隆之社長、愛知県津島市)はこのほど、津島市をPRするトラックを制作し市役所でお披露目会を実施、12月から運行を開始した。
同社は2019年に市を象徴する伝統的な尾張津島天王祭と藤まつりをデザインしたトラックを制作、現在も運行している。2台目となる今回は、天王祭に次ぐ津島神社の重要な祭事とされる開扉祭(通称おみと)で大たいまつを持つ担ぎ手のダイナミックな姿と、日本の歴史公園100選に選定され藤まつりの舞台ともなっている天王川公園の風景を片面ずつに配置。また背面には市の公式キャラクターが登場するという、見る方向により全く違うデザインが楽しめる1台に仕上がった。
歴史ある町、四季折々の風景を楽しめる町としての印象を残すトラックの完成に「感無量。今回もいいものに仕上げてもらった」と平野社長。最終的なデザインは乗務するドライバーが決めたといい、「(彼は)60歳手前のプロ意識の高い人物。最後のトラックだと思って気を引き締めて乗ってくれるだろう」と笑顔をみせた。
トラックは東京~名古屋間をメインに運行。同社では観光客の誘致のほか、業界イメージやドライバーの社会的地位の向上にもつながっていくことに期待を込めている。
◎関連リンク→ 平野商運株式会社