扶桑ロジスティクス オリジナルキャラ「扶桑ロジ子」トラック
埼玉を中心に関東・静岡に拠点を有する扶桑ロジスティクス(内藤淳一社長、埼玉県入間市)では、特徴的なオリジナルキャラクター「扶桑ロジ子」をトラックにプリントしている。
自動車部品をはじめ、EC関連や家庭紙、建材などを運んでいる同社は、内藤社長が11年前に独立したのが始まりで、現在ではトラック105台を有し、年々成長を続けている。
今年5月には本社を移転。新社屋は窓ガラスが外だけではなく事務所内も見通せる、風通しのいい建物となった。そして、移転に伴い、福利厚生として、ドライバーの休憩室にペットボトル飲料が半額以下で購入できる自販機を導入した。
その内藤社長が自らアイデアを出し、生み出したキャラクター「扶桑ロジ子」は、「求職者向けにインパクトのあるものを」との願いが込められている。「そのキャラクターを見ただけで、どこのキャラクターかわかるように」と記憶に残る黒髪とリボン、そして同社のユニフォームを身に着けているのだという。
また扶桑ロジ子トラックには、キャラクターと同様、爽やかなシトラス色のリボンがプリントされている。エッセンシャルワーカーが「ただいま」「おかえり」と言いあえるまちであるようにするシトラスリボンプロジェクトに同社は賛同しており、コロナ禍で多くの地域を行き来した同社では、少しでもエッセンシャルワーカーとしてのドライバーに注目してほしいと思ったことがきっかけだ。
同社長の想いを表した扶桑ロジ子のトラックは全国を走り回る。ドライバーは、「走っていると注目されているのがわかる。パーキングなどでは写真を撮影されることも」と話し、同社長は「注目されることで自然と安全運転を行うことになっているのでは」と求人とは別の効果を感じているという。
◎関連リンク→ 扶桑ロジスティクス株式会社