Futajima Logi 感謝のハガキと寄せ書き届く
新型コロナウイルスの感染拡大に歯止めがかからず、緊急事態宣言が発令されるなど緊張感の高まる毎日が続いているが、そんな中、心温まるエピソードを聞くことができた。Futajima Logi(田上圭一社長、大阪市住之江区)のもとに、匿名ではあるが医療従事者と思われる方から感謝のハガキが届いたのだ。
同社では昨年から、新型コロナウイルス感染拡大防止への啓蒙活動として、また、医療従事者への感謝の気持ちを伝える目的で、それぞれのメッセージが描かれたデザイントラックを作製し、運行している。そのトラックを見たと思われる人物から先日、同社宛てにハガキが届いた。ハガキには、次のように書かれていた。
「出勤に向かう途中、トラックに医療従事者を応援するメッセージが目に留まり、胸が熱くなり、より、頑張る! という気持ちになりました。まったく知らない所からでも、こうしてメッセージを送って下さることに感謝の思いです。勇気を再び後押しして下さり、ありがとうございます」
田上社長は、「匿名のハガキであったが、内容から、おそらく医療従事者の方かと思う。忙しいなか、こうしたお便りをいただけて、われわれも非常に励みになる。こちらこそ『ありがとうございます』という気持ちで、あらためて、コロナ対策の徹底を誓った」と、思いがけないハガキに感動した気持ちを打ち明ける。「トラックは多くの人に見られているんだという意識が高まる。責任が発する。そうしたことをドライバーも自覚してもらえたら」といい、「医療従事者も我々も、リスクのある中を、歩みを止めずに働いている。優しい社会づくりになればうれしい」と願いを話す。
さらに、同社は昨秋、地元に少しでも還元できればとの思いから、地元・住之江区の中学校にバスケットボールを寄贈したところ、南港北中学校の男女バスケットボール部員から感謝の色紙が届いたという。バスケットボールの形をした色紙に、生徒らから「ボールありがとうございます、大切に使います」「部活がんばります」など、感謝の気持ちや、これからの意気込みなどが書かれた寄せ書きが届けられた。田上社長は、「我々としても事業を行っていくうえでモチベーションとなる。こうした活動をこれからも継続して、贈るボールの数も増やしていけるよう、頑張っていきたい」と目を輝かせる。
◎関連リンク→ 株式会社Futajima Logi